聞いたことがない方が多いと思います。ごもっともだと思います。
直訳すると ”足跡を残さない” ってことです。
アウトドア活動をする9割の人は、自然へのダメージを認識していません ❗
Leave No race(リーブノートレイス)とは、環境に与えるインパクトを最小限にして、アウトドアを楽しむための環境倫理プログラムです。
すべてのテクニックが、7つのが原則を基にしており、誰にでもわかりやすく、楽しく実践することができます。
倫理プログラムなので 強制 ではありません。しなくても怒られたりもしません😗
自然を守ろうとすれば ”行かない方がいい” ってこと
そこで ”行くなら少し考えませんか ❓” ってことです。
では、 7原則ってなに ❓
1)事前の計画と準備(Plan ahead and prepare)
2)影響の少ない場所での活動(Travel and camp on durable surfaces)
3)ゴミの適切な処理(Dispose of waste properly)
4)見たものはそのままに(Leave what you find)
5)最小限のたき火の影響(Minimize campfire impacts)
6)野生動物の尊重(Respect wildlife)
7)他のビジターへの配慮(Be considerate of other visitors)
順番にも理由がありますが、ここでは
3)ごみの適切な処理 を考えてみましょう。
みなさん ここ数年で最も多かったプラスティックごみは何だったと思いますか ❓
正解は マスク(不織布)です。
世界では1年に520億枚のマスクが生産され、そのうち約3%の15億枚が海に流出しているといわれています。
(※海洋環境の保護団体「オーシャンズアジア」2020年調べ)
ここで、自然に分解されるまでの時間を考えてみます。
所説ありますがこんな感じに言われてます😐
オレンジやバナナの皮 | 2~5週間 |
新聞紙 | 4~6週間 |
タバコ(フィルター) | 5~10年 |
レジ袋 | 10~20年 |
アルミ缶 | 100~200年 |
釣り糸 | 600年以上 |
ガラス瓶 | 100万年以上 |
ペットボトルは 400年 ❗
マスクは なんと 450年 😱
途方もない時間が掛かります😓
道ばたに故意、過失を問わず落ちたマスクは風に飛ばされ、雨で流され海に運ばれ、海洋汚染の原因となります。自然の力で分解されにくいため、自然に還らず海のなかを漂い、紫外線を受けて波にもまれるうちにマスクは細かなマイクロプラスチックとなり、魚類などの体内に蓄積されます。そして、それを食べる人間への健康被害も懸念されています。
これを聞いてしまった私は ひたすら 「大谷翔平」 のように拾ってます😁
また、海外ではペットボトルなるべくを使わない ❗ 国もあります。
日本の2020年ペットボトルの回収率 96.7%
リサイクル率 88.5%
凄いじゃない ❗ なにが悪いの~ 😡
「日本の1人あたりのプラスチック容器包装の廃棄量は、
米国に次いで世界で2番目に多い」
これも事実です 😓 丁寧に包装されてるといいよね~ 😉
「回収率」「リサイクル率」が高いから使用してもOk ❗
ではなく「使い捨て文化」を改めて「使わない選択肢」を考える必要があると思います。
究極は 「マイボトル化」 ってことですね。
因みに、BBQとかでよく使う炭ですが自然に分解されると思いますか ❓
実は炭は、自然の中で分解されません ❗
誤解をされている方が多いのも事実です 😓
山や川に捨てたり、土に埋めたりすると、そのままの形でずっと残ってしまうのです。
未だに公園などでも木の根元に撒いたり、埋めたりすると肥料になると信じている方もいます。
灰は どうでしょう ❓
真っ白な「灰」の状態になれば、カリウム、マグネシウムなど、元々木に含まれていた
ミネラル成分のみが残り、自然界にも戻る物質になります。また 肥料としても使われています。
ここが間違えるポイントかと思います。
完全に燃やしきることが大事で、燃え残った炭は
持って帰って「燃えるゴミ」
で処理してください😁
また、よく見かけますが色々なものを燃やさないことは大事な事です。